他の消防車に水を補給することを第一目的に開発された、小型動力ポンプ付水槽車。車両後部に小型動力ポンプを積載することで、初期の消火活動に威力を発揮するのはもちろん、車両側面の吐水口に「生活用水取出口(オプション)」を取り付ければ、非常災害時に給水車としても活躍します。水槽容量5,000LのI型と10,000LのII型を設定。火災や非常災害時における"走る貯水槽"として、消火救助活動を強力にバックアップします。
また、10,000L(II型)については水槽及びサブフレームをアルミ製とすることにより、従来のSUS製水槽より約2tの軽量化と中型車(20t級)への架装により約1,000mmの全長短縮を実現しました。更に、燃費効率の向上が期待できます。